IMEC

院内機器調査

院内医療機器の現状を知る

機器に精通したスタッフが院内医療機器の現有機器調査をいたします。

機器調査後には詳細なリストを作成し、固定資産台帳や事務台帳と比較することにより、用途不明機器や使用頻度が低い機器を割り出し、院内機器の把握と資産運用に貢献いたします。

概要

院内機器調査では、院内にある医療機器でまだ全てを把握できていないご施設を対象に、機器の現有(今どこに何があるのか)を調査します。

製造番号を台帳に記載している(機器に個別の管理番号を付けている)ケースも勿論ありますが、院内機器調査を行うことで、使用している場所に本当にあるのかを確認する「アリバイ管理」ができ、管理番号シールを付けることで個別管理も可能です。

また、本体自体だけでは情報が不十分なため、機器の登録情報を詳細に調べ、写真や添付文章などを保存することもできます。

導入メリット

  • 院内にある医療機器の調査を行うことにより、院内医療機器の個体識別と機器の棚卸しが出来るため所在把握が可能になります。
  • 機器の状態などもわかるため、医療機器更新計画作成の際の主情報として活用できます。
  • 医療監査などで、医療機器の把握を聞かれた際にも機器情報の正確性をアピールできます。

機器調査が必要な理由

福祉保健局の監査などで管理体制より、医療機器安全管理責任者の配置の中に「病院等が管理する医療機器の把握」というのがあります。(※赤線部分)

管理体制(抜粋)

機器管理で起こりがちな問題点

製造番号が分からず、個体の識別が難しくなる

病院の台帳の中には事務が管理している固定資産台帳などがあります。ただし、資産なので「いつ、どこの分で何を買ったか」がメインになります。

ここで現場から出てくる問題として、輸液ポンプの製造番号がわからず、5台すべてが「A-001」だと言うこととなり、個体の識別が難しくなります。

医療機器の所在を確認する「アリバイ管理」が難しくなる

製造番号を台帳に記載している(機器に個別の管理番号を付けている)ケースも勿論ありますが、「使用しているとなっている場所に、医療機器が本当にあるのか?」を確認する「アリバイ管理」が難しいのが現状です。

院内機器調査を行うと

医療機器の正確な情報を把握

機器調査を行うことにより機器の棚卸しもできますので、所在把握(アリバイ管理)ができ、さらに個体を識別して判別することができます。(管理番号シールを付けて個別管理も可能です)

また、医療監査などで、医療機器の把握を聞かれた際にも機器情報の正確性をアピールできます。 院内機器調査には、このようなメリットがあります。

院内機器調査の流れ

①事前打ち合わせ
病院の御担当者様と事前打ち合わせを行います。病院毎に機器の台数や機種は違うため、病院様で把握して欲しい医療機器の範囲や登録方法、管理台帳とのすり合わせ調整など病院様のニーズにあった形をご提案させていただきます。
②現状把握
院内機器調査を行う機器の範囲を確定し、物量の把握、設置場所の確認、所要時間、各関連部署との調整の有無など、今の病院様の現状を確認し、最適な調査スケジュールを検討します。
③調査スケジュール
現状把握した内容と実施時期や作業可能時間など病院様のご要望をお伺いし、日程スケジュールを調整していきます。調査スケジュールは事前に案内としてスケジュール日程表を作成し、各関連部署に配り周知いたします。
④事前案内
調査の場所や時間によっては診療中であることも御座います、現場での混乱を最小限にし、患者様や診療への影響がないよう事前に確認を行います。
⑤調査実施
スケジュールに沿って調整した日程・時間帯に行い、作業中は現場の安全と診療に影響がないよう最大限配慮して作業を実施します。
⑥資料作成・調査完了
調査実施後に資料作成に取り掛かります、機器の棚卸しとして所在把握の証拠にもなりますので、機器の写真をご要望されている病院様は写真付きリストにして提出いたします。

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